@ ルアーのケチケチチューン
ルアーは結構消耗品ですね、きれいなルアーは手に入れたいけど、1500円もするルアーをロストした時のショックと言ったら・・・管理人は当分立ち直れなくなります。
ジグなんかはブランクがかなり安く(150円程度から)出ていますので、これに手を加えましょう。
まず、上下に貼るホログラムシールからです。鉛は塗料の密着性や糊の着きがよくないので、シンナー等でよく拭き取っておきます。
ホロシールをジグの幅の1.5倍程度の幅の短冊にします。
6mmくらいのハシゴ状に切れ目を入れて両端から隙間ができないようにジグに貼り付けていきます。(見づらくてすいません)
こんな風にカットしておくとボディー側の貼り付けたところが直線になります。
ホロシールの色はお好きな物を。プライマーで下処理をしてから、パール塗料を塗ってもおもしろいものができます。今回はボディーに貝を貼るので、この色が出ます。
美しく仕上げたい時はボディーの形に合わせて貝をカットするのですが、これだと使えない「切れっ端」が多くできることになります。管理人は1.5cmくらいの短冊に切って、ボディーの幅に合わせて切って継ぎ接ぎします。当然仕上げはそれなりになりますが、「切れっ端」はあまり発生しません。
貝にも種類があります。曲面への追随性を高くして、表面までカット線が入っている物は、貼ってから1500番位の水ヤスリで磨きましょう.。(もちろん水道で流しながら)
このままだとちょっと寂しいので3D目玉をつけてみました。あとはウレタンを何回か重ね塗りしてできあがりです。
さて、いくらがんばって節約しても、どうしても半端な貝が出てきます。
手持ちのブラーに貼ってしまいましょう。ちょっと貼るだけで効果抜群です。これも貼った後にウレタンを何回か重ね塗りしましょう。
A ちょっと手抜きの投げ用ブラー仕掛け
手抜きと言っても釣果は決して手抜きはしません、ただ仕掛けの飛んでいく姿が美しくないので好き嫌いははっきりすると思いますが、お暇な方(失礼!!)は試してみることをお勧めします。

飛ばす道具はフジワラの「エルキャッチ」です、私は20号を好んで使ってます。図の上のラインがロッドからです、下がブラー(ノーマルタイプ)につなげています(撮影用に太い糸を使っています)。道糸はお好みで3号から5号程度でしょうか、ブラーへのラインはナイロンの2〜3号くらいがいいでしょう。このブラーへのラインの長さは30〜40cmです、ある程度長い方が効果的ですが、長すぎると飛ばしにくいし絡みやすくなります。ちなみに管理人のタックルはロッドが3.9mの錘負荷27号、ラインがナイロンの4か5号、ブラーへのラインが2.5号のナイロンを使用しています。ブラー本体は5gくらいがちょうどいいです、色は「夜光」「金」が多いです。
画像の仕掛けは「固定式」ですが、お好みで「遊動式」にしてもおもしろいです。
4.5mのロッドは長すぎて振り抜くのが難しい(管理人は非力なのです)ので、4m前後の物が気持ちよく振れると思います。エサはターゲットに合わせて使いますが、ブラーが「ぐるんぐるん」回りながら飛んでいきます、普通のイソメでは着水するまでになくなってしまうので、虫エサの場合は「岩虫(マムシ)や「塩イソメ」、「オランダイソメ」等がいいでしょう。身エサの場合は「サンマ」や「カツオ」、「キビナゴ」、「チカ」で塩で締めた物がいいでしょう。
慣れないうちは「当たり」がちょっとわかりずらいかもしれません、特に「ホッケ」の場合は竿先が「モゾモゾ」するだけのことが多いので、気がついたら掛かっていたなんてことが多いです。
まずほとんどの魚がこれで釣れます。「ホッケ」「カレイ類」「アブラコ」「ソイ」「カジカ」は確実に釣れます。ブラーの効果をご存じの方は「あそこまでブラーが届いたら」と考えることが少なくないと思います、この仕掛けで50〜80mくらい飛ばしてみて下さい、そこに魚がいれば間違いなく釣れると思います。
ブラーの針はお好みで交換して下さい、丸せいごの12号あたりが万能ですが、カジカには15号の海津カレイには13号のカレイ針といった具合です。
防波堤釣りと同じで着底した瞬間が狙い目ですが、基本的には投げて放っておきます。時々少し煽ったりラインを巻いて動きを与えると効果的です。
B これぞ最強!(たぶん)、簡単! ブラーで爆釣
実は管理人が釣りを始めた頃に、偶然出会った雑誌でも有名なS氏から伝授された仕掛けです。用意するのはブラーとライン、フロートのみです。
例によって撮影用に糸は太い物にしています。これもノーマルブラーを使用します、重さは10〜15gくらいでいいでしょう。フロートは6号の浮玉、針はお好みでどうぞ。ブラーからフロートまでは約30cm、フロートに3回巻き付けて針をつけます。このラインはあまり固かったり太いと誘いの効果が弱くなりますので、2〜3号のナイロンがベストでしょう。もうおわかりのように底からエサを浮かせてあるので、誘いの効果は抜群です。エサは重い物はバランスを崩すので、イソメや岩虫にして、軽くキャストして下さい。ブラーを投げて着底させた後はゆっくりひいて来るだけです、根の強いところは気をつけて下さいね。
ブラーの代わりに「かん付きおもり」の2〜4号使ってもいいですが、なぜかブラーの方が釣果がいいような気がします。夜に夜光ブラーを使ってみると面白いくらい釣れます、管理人一押しの仕掛けですので是非試してみて下さい。
C 超(?)定番! 困った時のフローティングブラー
本当は根の強いところにこそ魚がいるんですよね、でもブラーだって決して安くない物だし、なるべくならロストしたくない・・・。それに魚の活性が高くなっている時にいちいちブラーを新しい物に付け替えている時間ももったいない、そんな時に必ず役立つのがこの「フローティングブラー」(浮きブラー)です。
ちょっと画像が見にくいですね〜。上のラインがロッドからです、上から「中通し浮き」>「浮き止め用ビーズ」>「浮き止め糸」>「ノーマルブラー」の順番です。
浮きは中通しの方が操作がしやすいです、ブラー12gに対して4号程度の浮きでいいでしょう。この場合のラインは何でもOKです、管理人は3号のナイロンを多用しています。浮下は底ギリギリに調節します、浮止め糸よりも浮止めゴムの方が調節しやすいかもしれません。
ブラーの選択は「
実践!ブラー」にも書いた通りですが、夜間は「夜光」か「金」、日中は「黒」か「銀」を基本とするといいでしょう。
そもそも浮かせて使うので重いブラーでも釣果には影響しません、少し遠くまで飛ばしたい時はそれなりのタックルで20〜30gを使う時もあります。もちろんエサもお好みで何を使っても構いません。
管理人は7年ほど前にこのフローティングブラーを使って小樽の北坊で50cmのアブラコを足下まで寄せておいてバラしてしまいました、皆さんもラインの傷には十分注意しましょう。(>_<)